2010年6月1日火曜日

想いは遥か遠くに・・・・・・☆

ある夏の日の夕べ・・・・・・☆
彼女は窓辺に立ち、眼下に見えるネオンがきらめく街を眺めながらカクテルを傾けていた。
かすかな声で何かを口ずさんでいる♪
おれはずーっとその後ろ姿を眺めていた。
「ここから眺めると、人って豆粒みたいね」
そう言って、少し こちらを振り向いた。
  そしてまた、何かを口ずさんでいる・・・・・・♪
光り輝くネオンの街を窓に映しているため、彼女の黒いシルエットがときおり明るく見える時がある。
  そんなシーンを、今でも想い浮かべる。

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