恋をしている時、人は、感情という世界を端から端まで歩く放浪者になる。
そして誰でも詩人になり哲学者になり文学者になり、あらゆる種類の芸術家になる。
そしてたとえ恋が終わったとしても、もう一度生まれ変わるということを、行きながら実感するはずだ
恋が世界を創った。
恋が世界を輝かせ、世界を持続させ、世界が存続する意味を与えている。
人が何度もこの世界に生まれてきたいと思うのは、恋があるからだ。
だからもう誰も恋しなくなったとき、それは世界が終わる時だ。
これは、僕が読んだ、文庫本の巻頭の一節
幻冬舎文庫 の 「恋を選ぶ女、選ばれる男/水上洋子」 という文庫本です、もう10年以上前に買った本で、書棚を眺めていたら、この本が目にかかったので、もう一度目を通しています。
なかなか面白い本です・・・・・女性の視点なのだろうけど、良く判るような気がします。
「選ばれる男」 になりたいですね❤