2012年12月10日月曜日

恋する人形☆


夜の街をコートの襟を立てて駅へ急ぐ

街はクリスマスイルミネーションできらびやかだ



「ちょっと待って」

ささやくような声に止められた

振り向いてもそこにはだれも

ただ家路に急ぐ人達が黙々と歩いている

また、歩き始めようとすると

「こっちだよ」

声のする方を向くと

そこは人形店の小さなショ―ウィンドウ


「僕だよ、こっち」

「えっ、きみは人形だろ?」

そこから、このクリスマスストーリーは始まった・・・・・☆