2011年9月10日土曜日

中国旅行 No.5 中国の人は高いものが大好き

まだまだ上海の記事です、世界遺産はもう少しだけ我慢してね(^_-)-☆

今回は、僕の友人(僕はファミリーだと思っている)の弟の経営しているオフィスのあるビルを紹介しましょう。
このてっぺんに穴のあいたビル、上海環球金融中心( Shanghai World Financial Center, SWFC)は、中華人民共和国上海市浦東新区(金茂大厦421mの隣)に位置する超高層ビル。
上海ワールドフィナンシャルセンター、上海ヒルズとも言います。
所在地は上海市浦東新区世紀大道100。地上101階、地下3階、高さ492m。
昨年の時点で、現在世界第3位(中華人民共和国で第1位の高さ、新しいビルが次々に立てられるので、いつ追い抜かれるかわかりません)の超高層ビルである。
「最高フロア高さ」と「軒高」では台北101よりも高く、ドバイに建っているブルジュ・ハリファに次いで世界第2位だそうです。
当初、完成すれば台北101が完成するまで世界一の高さとなる予定であったが、事業凍結を挟んだ事で、結果的に世界1位の座は獲得できなかった。但し、展望台の高さ(地上474m)はブルジュ・ハリファ竣工後も世界一を誇ります。
ここはね、日本の森ビルが事業主体になっているんですよ。

2001年の完成を目指して1997年10月に着工しましたが、基礎工事完了後、アジア通貨危機やSARS、日中関係悪化の影響を受け計画が一度頓挫しています、この中断期間の間に大幅な設計変更を行い、ビル内部空間を広くするという流行の変化(当時)を受け、フロアの天井高を2500mmから2800mmに変更し、同時に建物規模を94階建から101階建(460m→492m)へ増しています。
この変更に伴い、世界一高い展望台や最上部の穴も追加されています。
5年間の中断後、好調な中国経済に後押しされ2003年にプロジェクトが再始動、2004年11月に建設を再開した。2008年6月からテナントの入居が始まり、事業着手から14年の時を経て同年8月28日に竣工しています。

最上部は(94階・97階・100階)は展望台
100階部分は地上より474mあり、2008年8月の完成時点では世界で一番高い展望台となった(2位はカナダのCNタワーで447m)。
97階はビル上部の台形部分の下底、100階はその上底部分である。100階の床は真ん中部分がガラス張りとなっており、はるか真下をガラス越しに眺めることが可能。
 97階、98階、99階にまたがる台形の「穴」は見直し最終案で計画入りしたもので、風によるビルへの加重を軽減するためのものである。この穴の下部と上部にそれぞれ展望台がある。当初は、円形の「穴」であり、「月亮門」という中国庭園の壁にくりぬかれた円形の門をかたどったものとされたが、日本の日の丸に似ていて、「上海の空に日の丸を揚げるなんて許さない」、「高いところから日本が中国を見下すようだ」などといった中国側からの問題指摘があったため、現在の台形の栓抜き状の「穴」に変更されたそうです。
 91階 - 93階はレストランがはいっており、ハイアットホテルアンドリゾーツによる経営。
 79階 - 93階がホテル ハイアットホテルアンドリゾーツグループが経営。
名称は「パークハイアット上海」。客室数は約180室でスイートルームが中心。
7階 - 77階:オフィス部分
金融機関を中心に、日本・ドイツ・アメリカなど外資の企業が入居者の大半を占ています。
約1万人が働く。28,29階には上海の金融情報の発信拠点となる、スタジオ等を備えたメディアセンターもあります。 3階 - 5階:会議室、 国際会議場
地下2階~3階:ショッピングモール
 
 このオフィス部分に友人の弟の経営する会社があり
この下の写真がオフィスの入り口(受付)です
モニターやLEDディスプレイには世界各国のマーケット情報がリアルタイムに表示され、まさに金融中心といったイメージです。
 董事長(日本でいう社長ですね)の秘書に案内されて、その社長室に。
董事長は出張中だったので、ちゃっかりその椅子に座らせてもらい、世界の金融界を動かしているボスの気分をちょっとだけ味あわせてもらいました。