今、台風が近づいているんですよ
沖縄を直撃し東シナ海を北上しようとしている
九州の西側なんで、南九州は風や豪雨などの影響が大きくなりそうだ
予報では350mmも降ると言ってる(/<>\) これから明日にかけて心配だ
そうだ、猫さんの話だ
猫さんにね、いまの暮らしを聴いてみたんだ
「ねえ、猫さん、いまは何処に住んでんの?」
「俺達かい 俺たちはここから少し山手に行った、古い民家を住まいにしてるよ」
「そこには誰かいるのかい?」
「人間のことかい? いいや3年前まで年老いた婆さんが1人住んでたけど・・・死んじゃったよ」
「訪ねてくる人はだれもいないし、可愛そうなもんだったよ」
「俺らはな、時々縁側に上がりこんで日向ぼっこさせてもらった」
「時々、メザシやイリコをくれてな、優しい婆さんだった」
「ちょっとばかりの畑を耕していたみたいだけど、今は畑も家も荒れ放題」
「なんだか寂しい話だな」
「昔は賑やかでな、イノシシは畑の芋やタケノコ掘りに来るし、狸もよく顔をみせていたよ」
「それをあの婆さん、追っ払いもせずに楽しそうに眺めていた」
「きみらがいて、そのお婆さん、寂しくなかったんだ・・・きっと楽しかったんだ」
「いまの人間の奴らはな、俺らの生活に介入しすぎるか、まったく無関心かどちらか極端だな」
「俺達ゃー、時々人間のくれる餌も食うし、漁港に行って、そこいらに落ちている魚をちゃっかりいただいたりもする、あとはできるだけ自分たちで狩りをして生きるようにしてんだ、それでなんとかやってるよ」
「ところでさ、聴きにくいけど、オスとメスの関係はうまくいってるのかい??」
「下世話な質問でゴメンな」
「男女のアレかい? 」
「人間どもは、俺たちのこと"さかりのついた猫"とよく言うらしいけど」
「人間どものほうがよっぽど節操もなくやってるじゃねーか」
「ちょっとした暗がりがあるともうベタベタ・イチャイチャしてやがる、ひどいのは真昼間からな、相手かまわず やるようなやつら もいるそうじゃないか」
「俺たちはな、ちゃんと相手に気に入ってもらう努力をして相手を選び、そして子作りに励むんだよ」
「そして子供ができたらこうして色んな事教えて、ちゃんと一人前に狩りが出来る様、自分たちの手で育てて行くんだよ・・・・・・俺らの生活も大変なんだ」
台風が近づいてるけど、猫くん達大丈夫なのかな???