「おまえも、よく飽きずに来るな~」
「いやー、通りかかったらきみらがいたから」
「あんまり、干渉しないでくれ、猫には猫の生活があるんだ、おまえらも俺らにしょっちゅう家や仕事場に来られたら困るだろ」
「とにかくな、おまえらが近くにいると俺らの獲物まで近くに寄ってこねえし、逃げてしまう」
「すまないな、お邪魔したかな?」
「今日は大潮だろ、潮が引いて、っちの浅瀬に魚がたくさんいたから、それを教えようと思ったんだ、それに鳥たちもいっぱいいたよ」
「そんなことはおめえに言われなくても知ってるよ、俺達には俺達のやり方があるんだ」
「邪魔しないでくれ!!