久方ぶりの酒造メーカーのご紹介です。
いままでに霧島酒造、薩摩酒造、都城酒造を記事にしてきましたが、今回からは、今住んでいるところからは一番近い大手焼酎メーカー「雲海酒造」です。
ここのことは、関西に住んでいた時に以前運営していたBlogで綾工場の隣にある「酒仙の杜」を紹介したことがあるんですよ。
今回はここの工場の方々とも親しくさせていただいており、いろんなお話も聞かせていただいてますのでそのあたりをシリーズでお届けします。
この工場は宮崎県東諸県郡綾町にあります。
日本有数の照葉樹林を背後に、その清浄な空気と名水(綾の湧水群)に恵まれており。
美味しいお酒を作るには最適の場所なんですよね。
一枚目の写真は工場の入り口付近で左手が「綾蔵」
右手が「酒仙の杜」になっております。
二枚目の写真が綾蔵の門「飛舞加乃門/ひむかの門」です。
この門は高さ7.3m 、横幅18.7m 蔵の飛躍を願い、ヒノキで作られているとのことです。
なんかお城の大手門のような雰囲気ですね。
工場の脇には、照葉樹林から流れて来る綾南川が流れており、
もちろん綺麗な水が流れているので、初夏の季節はホタルが舞い飛ぶ、綺麗な環境に囲まれています。
仕込み用の甕が両脇に置いてありますね、「木挽」の名前が入ってますが、芋焼酎「日向木挽」ですね。
三枚目は門の内側から、酒仙の杜「綾陽亭」方面を眺めたものです。
向こう側には、宿泊施設の「稜陽亭」をはじめ古美術館、アートギャラリー、グラスアート工房、ワイナリー、地麦酒工場、ビアハウスなどの施設があります。
これらも引き続き紹介していきますからね。
先の記事で紹介した花時計はここから車で4~5分のところです。
焼酎はやはり南九州が本場ですが、帝国データバンクのデータによりますと、焼酎メーカーの数は、2008年の県別データでは
鹿児島県が24社でトップ(売上高1位1053億円)、2位が宮崎県 6社(売上高3位736億円)、3位が沖縄県 5社、4位が大分県4社(売上高2位830億円)らしいです。
なんだか少ない感じがしますね、これはきっと株式上場している会社の数なんでしょうかね。
実態はこの上位4県で数百の蔵があるんじゃないかと言われています。
今まで紹介してきた、霧島酒造、薩摩酒造とこの雲海酒造は日本の焼酎メーカーのトップ5にランクされています。
まさに焼酎王国、南日本なんですよね(*^_^*)
ここ、雲海酒造 綾蔵の具体的紹介は次回からですね♪