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入り口を入ると正面奥に清酒用と本格焼酎用の麹造りの部屋があります(麹造りの写真はありません)。
味や香りを大きく左右する「麹造り」は造りの中で最も大切な部分で、職人達が五感を研ぎ澄ませながら手入れをし、やさしく見守ります
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甕壺造りは昔ながらの製法で、甕壺特有の特性生かした仕込み。
ここで風味豊かな滑らかな味わいを醸し出してくれるんでしょうね。
それにしてもいっぱいあるな~、これを細心の注意を払って管理しているのでしょうね。
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昔ながらの木桶蒸留器をつかって蒸留をしています。
木桶のあたたかみが本格焼酎にやわらかな味わいと独特の風味をもたらすのでしょう。
木桶の材料は樫ですか?とお尋ねしたら、
杉材を使っているとのこと。 樫材は匂いが独特の強い香があり、ウィスキーなどには合うが、焼酎の風味を損なうのだそうです。
最後にまた、大きな甕で貯蔵という工程だそうです。
土の素材を生かした陶器の甕で貯蔵することで、本格焼酎の熟成を高め、よりまろやかな旨みが引き出されるそうです。
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春~初夏にかけては本格そば焼酎を、
夏~秋にかけては本格芋焼酎を、
冬場は清酒も製造をしています。
清酒の蔵としては日本最南端の蔵だそうです。
大吟醸酒「綾錦 登喜一」をはじめとする清酒の仕込みをやっているとのことです。
次は酒仙の杜のほうに行きましょうかね(*^_^*)