バーテンダーは、シェーカーにカルバドスを注ぎ、そこえオレンジジュースとコアントロー、ビターズを加えた。
そして、両手でしっかりと銀色の容器を握り、腰を据えてシェークし始めた。
すっかり冷えて薄茶色に混ざり合った酒を女のグラスに注ぐと、バーテンダーはシェーカーにほんの少し残った酒をふたに取り、舌の先で味見をした。
リンゴの濃縮された香ばしい香味とオレンジの甘味が程良く調和されて、
彼の舌を心地よく刺激した。
☆☆
女はグラスを口に運び、目を閉じて最初の一口をすすった。
「おいしいわ、これ。 それに、なんだかとってもいい匂い」
どこか虚ろだった女の表情が、わずかにほころんだ。
☆☆
「リンゴからつくったプランディがベースなんですよ。
カルバドス・カクテルっていうんですけどね」
☆れしぴ☆
カルバドス・・・・・20ml
コアントロー・・・・・・・・・10ml
オレンジ・ビターズ・・・・・・・10ml
オレンジ・ジュース・・・・・・・20ml
◆◆◆
カルバドスに限らず、リンゴ原料のブランデー(アメリカでは、アップルジャックと呼ぶ)でもOKです。
また、コアントローは、他のホワイト・キュラソーでも構いません。
オレンジ・ジュースはフレッシュが使えればなお良いでしょう。
カルバドス・・・・・20ml
コアントロー・・・・・・・・・10ml
オレンジ・ビターズ・・・・・・・10ml
オレンジ・ジュース・・・・・・・20ml
◆◆◆
カルバドスに限らず、リンゴ原料のブランデー(アメリカでは、アップルジャックと呼ぶ)でもOKです。
また、コアントローは、他のホワイト・キュラソーでも構いません。
オレンジ・ジュースはフレッシュが使えればなお良いでしょう。