2010年6月9日水曜日

カクテル "Alexander" 艶っぽい話をしようかな・・・・☆


今夜も、僕の描いた絵にカクテルを重ねて・・・・・☆
アレキサンダーという名前のカクテルがある。
ブランディーにカカオ・リキュールと生クリームを混ぜた、ココア色のカクテル。
かなり甘口で、口当たり、喉越しもいいから、どちらかと言えば女性に人気のカクテルと言っていいだろう。
このカクテルにもね、面白いショートストーリーがあるんですよ。
男と飲んでる女が一人。
L字型のカウンターの向こうに顔が見える。
女は、すぼめたぼってるとした丸い唇を、ココア色の酒に寄せようとしている。 その唇の色は、相変わらず派手なオレンジ色。
ウィスキーの瓶を持ち上げるバーテンダーの笑った目がちらりと女の方に走る。
 男と一緒の その女のことが気になる。
視界から追い出そうとするが、頭の中では、そのアレキサンダーの女がのさばり続ける。
ウィスキーを一気に飲み干す・・・・・・・・
バーテンダーは、その様子を見ながら苦笑する。
「おや、だいぶピッチが速いようで・・・・・・」
さあ、あなたは、このお話・・・どんな想像をしますか??
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Alexander
Blandy 1/2
Cacao 1/4
Fresh Cream 1/4
ブランディ、カカオ、生クリームをシェークして、
カクテルグラスに注ぎます
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2 件のコメント:

ba さんのコメント...

ちょっと調べてみましたが、元々はジンベースだったみたいで。派生も沢山あるようで、大変奥の深いカクテルですね。
アレクサンダーつーと、私なんぞはマケドニアの覇王を思い浮かべるのですが、それも含めて由来が沢山あるようで、大変神秘的なブツになってますね。
なんにせよ、甘口で口当たりの良い代物なのはどのレシピも同じで、映画でも取りざたされる一品のようですね。

しかし、素晴らしい艶絵ですねぃ。
個人的に大ファンです。

kazu さんのコメント...

Baくん久しぶりだね。

このカクテルはね、もともとはね、1863年に後のイギリス国王になるエドワード7世が、デンマーク王の長女であるアレクサンドラとの結婚を記念して捧げられたカクテルなんだよ。

だからもともとは「アレクサンドラ」と呼ばれていたんだよ。

挿絵力作だろ(*^_^*)