さあ、今夜はまた渋くいきましょうか☆
このカクテルは19世紀の半ば、ケンタッキーのバーテンダーが競馬ファンのために作ったカクテルです。
たしか。先にご紹介した「幸運のホーゼス・ネック」もケンタッキー・ダービーに深い関わりあいがあることを書きました。
このカクテルはWhisky Base、発祥がケンタッキーなのですからバーボンで決めるのがいいでしょう。
フルーツや角砂糖をマドラーで潰しながら自分好みの味にして飲むのが楽しいと言われています。
オキー・シローさんのカクテルストーリーでは「甘くて苦いオールド・ファッションド」で書かれています。
その一部をちょっと書くと・・・・・
あれは一年半前近く前のこと。やはり深夜、男はこの同じカウンターで独り、果実の飾られたいつものオールド・ファッションドを飲んでい。そこへ、たまたま寄ったという女の二人連れが現れ、その一人が彼女だった。
「それ、オールド・ファッションドでしょ?」
唐突に声をかけてきたのは女の方だった。
マドラーでオレンジをつついていた男は、戸惑いながら顔をあげた。
「ええ。よくご存じですね」
実際、若い女がこのカクテルのことを知っているのは珍しいことだった。
「亡くなった父が、とても好きでした」
と、まあ・・・・こんな一節があるんですが・・・・ようするに男と女の恋のエピソードにかかわるストーリーですね。
それをこのカクテルが一役かっている。 そんなお話です。
このカクテルは・・・・古き良き時代のアメリカの味・・・・だそうです。
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