そう、ここはワイン工場
平成6年に観光ワイン工場として「宮崎・綾ワイナリー」をオープン。
ワインは食中酒としてよく飲まれますが、ワインは食事を楽しくするだけでなく、人生を豊かに楽しくするとも言われています。
そういうワインがここでも造られているんですよね。
アルコール飲料の中で、特異的な点がワインにはあるんですが、知ってますか?
1っは「水を使用しないこと」なんです。
ビール、清酒、焼酎などのアルコール飲料は、仕込み水、割り水(アルコール度数調整など)で、良い水が必要になるが、ワインは機械の洗浄等で使用するだけです。
一滴も瓶詰まで水を使用しないのがほとんどなんです。
もう1っは、「単発酵」、アルコール飲料の製造は酵母という微生物の力を借りて、糖をアルコールに変えるのが基本ですが、その中でワインは、原料に酵母を加えるだけで発酵が始まる。
澱粉を糖に変える工程(糖化)、酵素を必要としない点がビール、清酒、焼酎などとは異なる。
だから、ワイン造りは農業であり、その原料のブドウの出来栄えでワインの出来上がりも決まってくるんでしょうね。
ブドウの糖分が、酵母の働きでアルコールへと生まれ変わります。
よりフルーティな香を引き出すために、綾ワインは低温で、約20日間発酵します、低温とは最高温度9℃
よりフルーティな香を引き出すために、綾ワインは低温で、約20日間発酵します、低温とは最高温度9℃
と書いてありますね。
ワインの醸造は最適な温度と十分な時間が必要なんでしょうね。
ワインはね、瓶詰を行う時は特に注意が必要なんです。 甘口のワインなどは、瓶内に生きた酵母が存在すると、再発酵する危険があります。
これを防ぐために、パスツライザーを使用し、熱殺菌をする方法と、また酵母を通さないフィルター(ミクロン以下)を使用し濾過しながら除菌瓶詰をするといういずれかの方法をとる必要があるのですが。
この綾ワイナリーは後者の方法の装置を用い、生詰めを行っています。
この自動装置は、本場イタリアに発注して製造した特注品とのことです。右手の方はラべリングとシーラーになっています。
ここのワイン、ヨーロッパやアメリカ(カルフォルニア)のワインもたくさん飲んでる僕も美味しいと思います(*^_^*)
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